『君の名は。』の話

※「君の名は。」についてのネタバレを含む記事です。まだ見てない方、ネタバレを読みたくない方はブラウザバックお願いします。

※この記事は解説記事ではありません。ただの私の感想垂れ流し記事です。お門違いなこと書いてたらたらごめんなさい。

仲良い地方民は年末だから実家帰ってて、実家勢の私はとても暇で他にすることもなかったので、今更ながら『君の名は。』見て来ました。

公開から4ヶ月も経ってるのに1日3回やってるって、どんだけロングヒットなの。艦これかよ。

あらすじとかは、もう4ヶ月も経ってるもんだから周りからなんとなーく聞いてて、三葉が死んでることも聞いてました。「めっちゃよかった！」「微妙だった」「泣けた」「なにがいいわからなかった」等々の感想ありましたが、私はどう感じるのだろうか？気になってました。

端的な感想は「しんどい」

終わった直後はね、「泣きすぎてしんどい」って意味だったんですけどね、スタバ入ってチャイ飲んで、1時間経ったあたりから少々ナイーブな気持ちになって来ました。だからはてなブログしてんだけど。

話はめちゃめちゃ好きでした。話わかりやすかったし、途中コミカルで可愛かったし、何より絵がとてつもなく細くて綺麗で写真みたいだけどアニメでしか表現できないことたくさんで、ラスト30分とか泣きっぱなしでした。RADWIMPSずるい。

じゃあなんでこんなにしんどいんだ！！！心が沈んでるんだ！！！！体調のせいか！？いや違う、体調のせいなら映画苦手な私が自転車で30分かけて映画館になんて来ない！！！

たぶん理由は、大人になった瀧くんが曖昧な記憶の中にいる「誰か」を探す姿を見てだと思います。

2人が経験したことは現実味のない夢のような、記憶に残るであろう出来事だったのに、さも当たり前のように呆気なく記憶のはじっこに追いやられて、目まぐるしく忙しい日常を送ってる姿がすごく、見ててしんどかった。（「宮水の巫女の力を隠すため、記憶が消える能力がある」なんていう解説記事もありましたが、SF専門外な私には上記したようなことを感じました）

私もね、現実味のない夢のような、「忘れられない時間」をこの2年間過ごしたんですよ。そこで出会った仲間たちとか、友達とか、これから先、どのくらい覚えてるんだろうか。忙しい日常のせいで、そんな大切な記憶が、思い出が、頭のはじっこに追いやられてしまうと思うと、悲しい。でも、もう既に覚えてることって、少ないんですよね。たくさんたくさん、楽しかったり、悔しかったり、悲しかったり、嬉しかったりしたことあるはずなのにね。

  そんなこと考えてたらとても、心が重くなりました。今スタバに2時間ぐらいいますけど未だに心しんどい。ダレカタスケテ〜。

瀧くんと三葉、2人は5年後と8年後に再会しましたが、お互いを思い出すのでしょうか。名前は思い出したとしても、夢のような出来事は思い出せるのでしょうか。

経験上、続く気配ないけれど、日記でも付けて思い出の記録、してみようかな。

苦い話

どうも、今日めっちゃ切羽詰まりました。役でもリアルでも精神擦り減らしてるって何。無理。

そして20歳になって1ヶ月弱。酒がうまい。

イライラしたら食べることに走ってた私が、酒を覚えたせいでそっちに走り始めてる。やばい。今、苦いの苦手な私がビール飲んでる。やばい。

なにがやばいって、苦いの苦手なのに、ビール美味く感じることです。いや一緒に食べてるチーズインスナックとの相性が抜群で飲むの止まらんだけかもですけど。いやそもそも「ビール飲もう」って思考に至ったこと自体が怖い。

前にもこんな経験あったなぁと夏を思い出しました。

夏もウワーーーーーーってなったことがあって、その時ふと、飲めないくせに「コーヒー飲みたい」つって自販機のボタンを押したんです。開けたんです。飲んだんです。美味しかったんです。

「雪印のコーヒー牛乳は立派なコーヒーだよ！」と豪語してた甘党が、まぁブラックではないけどコーヒーを飲んだんです。周りにガチで心配された。「バグ？」って。

「イライラした時は甘いもの！」って思ってたのに、舌が欲する物は苦いもの。なんだこれ。調べても出て来ないし。

謎だわ。

20歳になった話

２０歳になりました。

12時になったとき、洗濯物を畳んでました。

母の日も祝ったことのない私が生まれて初めて母親に「産んでくれてありがとう」と言えました。

昨日お芝居に感動してめちゃ泣いて涙腺崩壊してたせいで、みんなからLINEやらツイッターのリプライを泣きながら見てました。ありがとうみんな。

10歳になった時、進研ゼミを取っていた私は「二分の一成人式」なんていう謳い文句に心踊らせてました。20歳は、とてつもなく大人でした。

最高学年になるたび「卒業したら死ぬ」と本気で思っていた私が20歳になれるとは思ってませんでした。

でも、実際20歳になってみると、そうでもねぇなと、どの20歳も思うことを当然のように感じてます。まだまだ子供。理想と現実って、悲しいね。

子供な私が20歳になって、何か変わるのか？

まぁお酒タバコは合法的にできるし、年金は払わなきゃだし、将来のことをしっかり見据えなきゃいけなくはなりました。

でもまぁ、メンタル面というか、そういうところは急に変わることはないでしょうな。20歳を境目に変わりゃいいのに。そしたら楽なのにね。

結局は、何も変わらない。何かが変わると思っていた昨日までの夢が打ち砕かれましたね。

明日は人生が決まる日。だから誕生日でうかうかとかしてられんのです。ケーキもお酒もまだ我慢。

今日は明日の私のために、準備する日。

何か、変わるきっかけになりゃいいな。

夢と現実の話

こんにちは。

バタバタしてたのが先月終わったのでやっと落ち着いた日々を取り戻しつつあります。それでも11月末に向けて心が忙しいんだけど。

月末に人生が決まるかもしれない大切な「試験」があるので、その前に私の中で1度整理をしようと思います。相変わらず自己満ブログです。

先月、高校の友人に会った時、将来のことを話したんですが「高校の時に比べて言ってることのスケールが小さくなったね」と言われてしまいました。私自身、高校の時にどんな大口叩いていたのか覚えてないんですが、なんというか、この1年半で現実を見たのかなぁ。

今の学校に入った時は、小学生の頃から変わらず「アニメ声優になること」を夢見てました。卒業したら東京に行く気満々でした。有名になって、ラジオとか出て、アイドル声優にはなりたくなかったので歌って踊ってはしたくなくて、舞台とか精力的に出て、演技が認められて、死ぬまで声優として生きて。それが自分にできると思ってました。そんな人生を送れるんだと絶対的自信がありました。

……あー、こんなことを周りに言うてたのか。言うてたんだろな。恥ずかしっ。

1年生の時はたくさんの事をして、たくさんの経験をしました。アフレコの授業があったり、学校がすごいので、めちゃでかい劇場で芝居したりとか、進級公演ではヒロインやっちゃったりとか。自分の中では「順風満帆」って言葉が飛び交ってました。よし、いける、いけるぞ！って。

でも、そんな中で「なんか、アニメ声優、違う」って思い始めました。

2年生になると、みんな東京だの事務所だの言い始めました。事務所選びや自分に合った仕事の選び方の授業なんかもやりました。その授業で、「分母が少ない（所属人数が少ない、若手が少ない）所に行く方が、賢いよね」と言う話がありました。そっか、大手じゃなくても仕事はあるし、というか中小で1番になって看板になれば、仕事は必然的に多くなるのか。早く「仕事」がしたかったし、「なんかアニメ声優違う」と思い始めてた私はシフトチェンジ。元々朗読が好きだった私は、読むことに特化した「ナレーター」という仕事を目指すことにしました。芝居もしたいから「舞台俳優」もプラスして。

ナレーターが簡単な仕事だとは全く思ってません。ただ、目指す人が超多くて、ほとんどの人が現実を見て諦めてしまうアニメ声優という職業。私には、そこに戦いを挑む勇気は、もう無いです。

でもやっぱり自分を出すのは好きで、自分の声が好きで、笑顔が好きで、泣き顔も好きで、それが見たいから、私は表に立ちたい。好きな事を仕事にしたい。

まだまだ。私は夢の中にいるみたいです。

「もらうこと」に慣れてない話

どうもおはこんばんちは。

また催促メール来るのがめんどくさいので更新します。どんなブログだよ。自己満ブログだよ。

今日はあげるの大好き人間が、もらう側になった話です。

今回もオチなんて決めてない。書くぞー。

私は身近な人に好き好きいうの好きなんですよ。対象に「私の好き」を伝えたくて、つい口走ってしまうみたいな。恋だろうが憧れだろうが。まぁその話は前に書いたから良かったら是非読んでください支離滅裂だけど。

そんな私が、「好き」と言われる側になりました。

目立ったことしてるせいで目立ってるんですよね、だからよく人の目に晒されるというか書き方がわからんけどそんな感じ。その目立ってることに対して評価される時、

「かわいいです」

「かっこいいです」

「好きです」

言われ慣れてない言葉たち。「あんたら目腐ってるで」と思いながら聞いてます。嬉しいんだけど、むずむず。

「ブス」

「嫌い」

言われ慣れてる言葉たち。これ言われ慣れてるのどうなんだって思うし、すんげぇむかつくけど、聞くと落ち着く。

 私にとって、好きはあげるものであってもらうものではなかったので、なんかもう、どう処理したらいいのかわかんない。受け取ったら、「ヘヘッ私ってできる子なんだ」と調子乗るし、受け取らなかったら、くれた人に申し訳ない。

驕りでもなんでもなく「こんな私を好いてくれる人がいる」って言うことは事実なんですよ。すごいありがたいし、嬉しいし、確実に私のパワー源になってる。でも、「でも」って言葉が絶対にまとわりつく。逆接をくっつけたくなる。

好かれることに危機感を覚える。すごい怖い。私はまだまだなのに、こんなんで好かれていいのかと。私よりできる人がいるだろう、そっちの方がかわいいし、かっこいいし、私なんかより。

褒められるたびに思います。何なんだろうな、素直に受け取ればいいのに。

自分が嫌いなわけじゃないです、むしろ好きです。

自分に自信が無いわけじゃないです、むしろ「もっと見て」ってなります。

でも、「もらうこと」が怖い

最近ハマってることの話

前回更新から1ヶ月経ちそうでまた「更新しろよ」メール来るなぁと思ったのでとりあえず更新。

YouTube見ることが日課なんですけど、いろんな動画がある中、最近「MCバトル」の動画を見るのにハマってるんですよ。

ズンズンドコドコ音鳴ってるクラブとかで、フリースタイルのラップで対決するやつです。

言い方を選ばず説明するなら、ラップでの罵り合い大会です。

決してグレたわけじゃないですよ。クラブに行ったことないし、ラップとか触れたこともなかったし（あったとしてもサクラップ）、というかどっちもなんか怖いし。

そんな知らない世界を知ったのは、男友達2人が「フリースタイルダンジョン」という番組にどハマりしたせいです。

2人といると、2人がだいたいその話をしてて、ついていけなくて。むかつくから知識だけでも付けとこうと思って見始めたらこのザマです。いつもの事です。こうやって知らない世界を知っていくならアリアリ。

怖いお兄さんorお姉さんがマイク持って睨み合ってリズムに乗ってお互いをdisり合うんですけど、めちゃくちゃかっこいい。そして単純に言葉遊びが面白い。

「フリースタイル」なので、元々歌詞があるわけじゃないんですよ。即興ですよ。なのになんであんなに完成されたラップがバンバンできるのか。頭の回転が速い速い。

その中でも好きなのがこの勝負

DOTAMA vs R 指定 UMB2014 【字幕付き】 - YouTube

これは最近の作業用BGMになりつつある。聞いてて気持ちいい。

このお二人どっちも好きなんですけど、R-指定さんの

「オマエを殺す殺戮ショー

オマエの頭にアトミックボム」

ってのを聞くたびニヤニヤする。

DOTAMAさんが

「平成生まれのポニーテール

マイクをそこらに置いてけ」

って言ったらR-指定さんが

「昭和生まれのクソメガネ

オマエのrapにはフローが無ぇ」

って返すのとか最高。
短歌の返歌をボレーでラリーしてる感じ。相手のことよく知ってるから、こんなにdisり文句が出てくるんだろうなー。

それにしてもボキャブラリーが国語辞典級。よくそのリズムに乗る単語がバンバン出て来るなぁと感心するばかりです。かっこいい。

 勝負してる時はめちゃくちゃ罵り合うのに、そうじゃない時は友情を感じるあたり、ブロマンス好きからするとクるものがある。

R指定 vs DOTAMA │ バトル外でベタ褒め合い【字幕付き】 - YouTube

これとかね。バトル外やとベタ褒め大会やないか。

今日、学校でそんな話をしたら「お前本当にずっと見てるんだなw」と言われました。熱しやすいタイプです。冷めやすくもあるけど。

これきっかけで、普通にラップ聴きだしそう。

人生何にハマるかわからんもんです。

髪の毛を切ってしまった話

表題通り。夜中に髪の毛を切りました。

自分で、ざっくざくと。裁ちバサミと梳きバサミで。

前にも自分で切った事があるんですが、その時はただ鬱陶しかったから切りました。

今回も、最初は鬱陶しくて切り始めましたが、大森靖子なんか聞いちゃうもんだからハサミが止まらなくなって、だんだん切る事が快感に変わってきてしまって止まらなくなって気がつけば、

ショートカットがベリーショートに。

反省も後悔もしてない。でも怒られるなぁ。

でも仕方ないです。切るの気持ち良かったんだもん。

「失恋すると髪を切る」なんてよく言いますが、確かにスッキリしますね。

ということで、つい最近、このブログにちょいと出てきてた恋人と別れました。

過去に数人の方とお付き合いしてきましたが、今回初めてちゃんとお別れしました。というのも、自然消滅しかしたことがなかったんです、私。

自分にとって初めての経験で、個人的に今持ってる感情がめちゃくちゃ興味深いので、もしかしたらふっつーな事なのかもしれませんが、はてなブログします。

学校帰り、唐突にLINEが来まして。「別れよう」と。

前に書いたように、ずっと一緒にいるつもりで付き合ってなかったので、いつ振られても「仕方ない」の一言で済ませられると思ってたんです。なのでLINEが来たその瞬間は、そんなに驚かなかったんです。

「とりあえず、電話させて。理由を聞かせて。」と返事をしました。電話をしました。だいたい予想してた理由でした。

 常に覚悟してて、そして予想してた理由で振られたのに涙が止まらなくて驚きました。

信頼してる友人に別れた事だけを連絡し、気持ちを切り替えてバイトに行きました。涙目だったらしく、バイト先の人に心配されました。その時は「いやぁ、私ほどの女だったらすぐ次の彼氏見つかりますよハッハー」なんて軽口を叩けるくらい元気でした。空元気じゃなくて本当に元気でした。

心配して電話をかけてくれた友人に「聞いた瞬間の驚きと心配を返せ」と言われました（笑）

次の日。舞台の稽古日。

最近、周りには彼氏や好きな人に振られて体調や精神やっちゃって、人前で当たり前のように泣いたり、友達に愚痴を言ってる女の子が何人かいて、見ててイライラするしソレにはなりたくねぇなぁと思っていつも通りに過ごしました。稽古も超楽しかった。

でも稽古終わり、友人に「独り身めー」とイジられたのがきっかけでブチ切れてしまい「うるっっさい！！！！」と稽古場で叫んでしまいまして（周りはザワついてたからバレてない。はず。）、一旦外出て1人で泣いて、トイレの個室で涙止めて、次回の稽古の連絡を聞くために稽古場に戻りました。外出て戻るまでの所要時間約7分。私気持ちの切り替え得意か。

そのあと友人に謝られました（笑）私こそ大きい声出してごめんな。

大きい声も出したしスッキリスッキリ！と思って稽古場出たら、その恋人がエントランスにいまして。報告した友人以外には言ってなかったので普通を装いました。頭が痛くなってフラフラしました。

その後「時期が時期だから」と友人にご飯を奢って頂き、めっちゃ甘やかされました。

なんというか、周りに同情とか優しくされるのとか嫌だなーって思ってたんですけど、本心は優しくして欲しかったみたいで、その狭間でぐるぐるしてました。

そのあとのバイトはボーっとしてました。

あの女の子達が泣いて、愚痴ってしてるのが理解できなかったけど、今は周りに迷惑かけたい気持ちが嫌ほどわかる。どうしよう。気持ち悪い。助けてほしい。なんだこれ。

告白して振られたことはあっても、付き合ってて振られた経験がなかった私にはとても新鮮な気持ちでした。

個人的に、今の髪型好きです。まぁでも、美容院行ったら笑われるだろうな。

未練がないと言ったら嘘になりますが、前置きと覚悟をしてたおかげでだいぶダメージ少ないです。学んだことも多かったし。

うん、あいつはいい男だったよ。

ノシ