楽しく愉快に生きたいだけ

人間不適合者の独断と偏見の塊

夢と現実の話

こんにちは。

バタバタしてたのが先月終わったのでやっと落ち着いた日々を取り戻しつつあります。それでも11月末に向けて心が忙しいんだけど。

月末に人生が決まるかもしれない大切な「試験」があるので、その前に私の中で1度整理をしようと思います。相変わらず自己満ブログです。

 

先月、高校の友人に会った時、将来のことを話したんですが「高校の時に比べて言ってることのスケールが小さくなったね」と言われてしまいました。私自身、高校の時にどんな大口叩いていたのか覚えてないんですが、なんというか、この1年半で現実を見たのかなぁ。

 

今の学校に入った時は、小学生の頃から変わらず「アニメ声優になること」を夢見てました。卒業したら東京に行く気満々でした。有名になって、ラジオとか出て、アイドル声優にはなりたくなかったので歌って踊ってはしたくなくて、舞台とか精力的に出て、演技が認められて、死ぬまで声優として生きて。それが自分にできると思ってました。そんな人生を送れるんだと絶対的自信がありました。

……あー、こんなことを周りに言うてたのか。言うてたんだろな。恥ずかしっ。

 

1年生の時はたくさんの事をして、たくさんの経験をしました。アフレコの授業があったり、学校がすごいので、めちゃでかい劇場で芝居したりとか、進級公演ではヒロインやっちゃったりとか。自分の中では「順風満帆」って言葉が飛び交ってました。よし、いける、いけるぞ!って。

でも、そんな中で「なんか、アニメ声優、違う」って思い始めました。

2年生になると、みんな東京だの事務所だの言い始めました。事務所選びや自分に合った仕事の選び方の授業なんかもやりました。その授業で、「分母が少ない(所属人数が少ない、若手が少ない)所に行く方が、賢いよね」と言う話がありました。そっか、大手じゃなくても仕事はあるし、というか中小で1番になって看板になれば、仕事は必然的に多くなるのか。早く「仕事」がしたかったし、「なんかアニメ声優違う」と思い始めてた私はシフトチェンジ。元々朗読が好きだった私は、読むことに特化した「ナレーター」という仕事を目指すことにしました。芝居もしたいから「舞台俳優」もプラスして。

ナレーターが簡単な仕事だとは全く思ってません。ただ、目指す人が超多くて、ほとんどの人が現実を見て諦めてしまうアニメ声優という職業。私には、そこに戦いを挑む勇気は、もう無いです。

 

でもやっぱり自分を出すのは好きで、自分の声が好きで、笑顔が好きで、泣き顔も好きで、それが見たいから、私は表に立ちたい。好きな事を仕事にしたい。

 

まだまだ。私は夢の中にいるみたいです。